背景
Windowsだと開発環境の構築がめんどっちい!ネットに転がっている情報はMacだしコマンドプロンプトでls
って打っちゃうしWSL使うにしても
IDE側が対応してなかったり対応しててもIOが気になるレベルで遅くて使い物にならなかったりで結構フラストレーションがたまる。
いってしまえばWindowsを使用している理由はただただゲームだけで良い。僕がプレイしてたゲームはこのあたりだ。
- Half-Life: Alyx
- Rocket League
まず、Half-Life: AlyxだがこれはアプデでChapter6までプレイしていた、セーブデータが読み込めなくなった。具体的に言うと、無限ローディングする。 そもそもこのゲーム、どうも進むに連れ重くなっているのかChapter5辺りから露骨にカクつきが目立ち始めた。
正直、カクつき+セーブデータ消失で完全に萎えてしまい、(数年後にプレイしよう)の気持ちになってしまった。
なのでHalf-Life: Alyxはやらなくていい。Rocket Leagueはやりたい。でもLinux版があったような・・・・
Ending Support for Mac and Linux | Rocket League® - Official Site
・・・
プレイ出来なくなってる〜〜(厳密にはオンラインが出来なくなった。)
失意の中ネットの海をさまよっていた所面白いものをみつけた。
ValveSoftware/Proton: Compatibility tool for Steam Play based on Wine and additional components
LinuxでWindowsアプリケーションを動かす、Wineとその諸々を使って、LinuxでWindowsのみ対応ゲーを動かそう!というものである。
これがあれば脱Windows出来そう!なので、早速これを試すとする。
ディストリビューション選定
DistroWatch.com: Put the fun back into computing. Use Linux, BSD.
hmm…
Arch Linuxベースっていう所に惹かれてManjaroに。 使い心地ええぞ〜(Ubuntu,Raspianしか使ったことないけど・・・)
ちなみにスペックはこんな感じ。
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↑ グラフィックボードの情報が出てこないですね・・・RX590です。
さぁ・・・始めるぞい!
前提としてyayは入っているとします。
Steam クライアントのインストール
yay -S steam
クライアントをベータアップデートに変更する。
Protonは発展途上のため、クライアントをベータ版にし、最新バージョンのProtonを使ったほうが良いです。
Steam クライアント左上のSteam -> settings とすすんでAccountに書いてある、Beta Participationから変更出来るので、変更。
Protonを有効にする。
Accountと同じ階層にあるSteam Playを選び(一番下にあります。)、Enable Steam Play for supported titlesにチェック。
AdvancedのEnable Steam Play for all other titlesにもチェック、Run other titles with: をProtonのできるだけバージョンが新しいものにします。
設定出来たら完了。
後はRocket Leagueをインストール・・・する前にもう少し設定が必要です。
クライアント画面からLIBRARYに進み、Rocket Leagueを選択、設定からPropertiesを開き、GENERALタブ最下部にある、Force the use of a specific Steam Play compatibility toolにチェックマークを入れる。
これで準備は完了。後はインストールして起動するだけで遊べる。
動かしてみた点
- 64-bit版で入ってる。(Windowsで遊んでたとき、32bit版でインストールてた記憶、アプデで変わったのかProtonのおかげ?)
- 同じ設定のWindowsよりかは少しカクつく、でも設定を下げればカクつかなくなるのでグラボ周りの最適化がまだ少し甘いのかな?つよつよグラボなら全然遊べる
感想
思ったよりちゃんと動いててスゴイ!